本年もZGC FORUM(中関村フォーラム)開催の季節となりました。 例年までパンデミックの影響もあり、日本会場ではパブリックビューイングやクローズドな環境での開催にて、リモートを活用したイベントが目立ちました。 日常におきましても、徐々にリアルなアクティビティが増加し、より活発な事業活動が営まれる今、ベンチャー企業を筆頭とするイノベーティブな事業の発展にこの機会をお役立てください。
本年2024年の開催は4月25日〜29日の5日間となります。
中関村とは?
中関村は中国初の国家イノベーション実証区であり、世界をリードするサイエンスパークの建設を年々加速しています。中国を中心に、全世界のイノベーションを後押しするプラットフォームであり、先端の科学技術があつまる唯一無二のエコシステムです。
ZGC FORUM(中関村フォーラム)とは?
2007年に初開催したZGC FORUMですが、「イノベーションと発展」を恒久テーマとして科学、技術、イノベーションにおけるグローバルな交流と協力のための国際的なイベントフォーラムとなっております。
中国の習近平国家主席は2021年開催の中関村フォーラムで重要なビデオメッセージを発表し、2019年と2023年のフォーラムに祝電を送り、国際イノベーション交流と協力の深化、中関村フォーラムの良好な開催に大きな期待を寄せているなど、国家としても再注目されているイノベーションイベントです。
絶え間なく進展する科学技術革命と産業変革のなか、分野の融合は絶えず、科学研究のパラダイムは深遠な変化を遂げ、科学技術と経済社会の発展は浸透と統合を加速させており、全世界共通の発展問題を解決するために、これまで以上に国際規模での知見の共有と技術の交流を必要としています。
2023年中関村フォーラムは計150のイベントを開催し、86の国と地域から5000人以上の科学者、起業家、投資家、イノベーション企業家が現地で会議に出席し、147人のアカデミシャン以上のトップ専門家を含む1160人以上の国内外の来賓が出席し、16人のノーベル賞、フィールズ賞、チューリング賞受賞者がスピーチを行い、200以上の外国の組織と機構が積極的にフォーラムに参加いたしました。
フロンティアコンペティション
中でも、フロンティアコンペティションは毎年注目を集めるメインコンテンツの一つです。
2023年は世界中から2,500以上の革新的なプロジェクトが登録され、8万人近くの一般市民が展示会会場を訪れ、国内外の200近いメディアから1400人以上のジャーナリストが参加し、フォーラムに関する総合的な広報・報道を行い、26万件以上の報道を掲載し、オンラインでの閲覧数は12億回を超えた。 全体として、国家レベル、国際化、フロンティア、全方位というテーマを提示し、科学技術イベントとして成功を収めました。
中華人民共和国科学技術部、国家発展改革委員会、工業情報化部、国務院国有資産監督管理委員会、中国科学院、中国工程院、中国科学技術協会、北京市人民政府が共催します。フォーラム会議、技術取引、展示・展示、成果発表、フロンティアコンペティション、支援活動など6つの主要活動を設定し、オンラインとオフラインを組み合わせた方法で開催される予定となっております。
メインセッション以外でも、年間を通じて定期的な活動を行い、「終わりのない」中関村フォーラムは全世界から注目を集めております。
魅力的なセッションの数々
国際的な科学技術機関や研究機関の代表者、世界各国のトップ科学者、著名な企業家、投資家を集め、科学技術の最前線やデジタル経済、人工知能、バイオ技術、カーボンニュートラルなどのホットな話題に焦点を当てた色とりどりのフォーラムを並行して開催し、アイデアや見解をぶつけ合い、協力やイノベーションについて話し合いが行われる同フォーラムでは、世界的な技術取引の有名ブランドを作り、技術取引政策の発表、プロジェクトロードショー、集中調印、交渉、交流などの活動を行います。
本拠地である中国北京では、大規模な展覧会(科学博覧会)を開催し、年々、国際的に有名な科学技術展覧会ブランドとしての認知を増しています。
コンペティション参加のお申し込みについて
日本に設立された企業様におかれましても、コンペティションへのご登録は可能です。
イノベーティブで専門的な技術を有しており、中国への進出を視野にいれたグローバル展開を計画している企業様におかれましては、積極的なご参加をお待ちしております。
- 公式サイト: https://www.zgcatech.cn
- WeChatの公式アカウント: フロンティアテクノロジー通信 (gh_54e8f4fbcc85)
- 北京中関村日本駐在事務所: zgc@z-park.jp
- 担当: 総代表 / 王 洪燕 (オウ コウエン)