中関村科学技術革新推進会議を開催いたしました。

Jun 11, 2019

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2019年6月8日(土)にベルサール秋葉原にて、北京と東京の友好都市関係40周年を記念して、中関村科学技術革新推進会議が開催されました。

ご出席いただいた皆様には、感謝を申し上げるとともに、これからの両都市間、ご出席様の益々のご発展をお祈り申し上げます。

オープニング

管弦楽の皆様によ優美なアートパフォーマンスによって彩られました。

1. ゲストスピーチ

国立研究開発法人科学技術振興機構特別顧問 沖村 憲樹氏

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中華人民共和国駐日本大使館科学一等書記官 吴 松氏

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日本へ中国の活気や発展を伝える活動の施策と、日本と北京というイノベーションの潜在能力を持ち合わせている2都市間の可能性について言及され、本イベントのような会を通じ、より一層の相互躍進について、期待と希望をこめたスピーチをいただきました。

2. 基調講演

中関村発展グループ会長 趙 長山氏

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官民交流、科学技術協力、民間の絆という3つの軸に、活動を続けてきた成果が実を結びはじめ、さらなる未来への期待を持てる状況であると表明されました。

また昨年、科学技術センターのを立ち上げを機に、イノベーション推進の加速体制に入ったこと、北京市の商業評価が1位になるなど、益々の発展を期待されるなど、現状の輝かしい状況をご報告されました。

みずほ銀行常務執行役員 菅原 正幸氏

中関村との交流を深めている国内メガバンクである、みずほ銀行による、スタートアップ企業への取り組みを発表いただきました。

中国、アメリカのシリコンバレー、インド、イスラエルなど、主要産業地域にて調査協業を継続しており、各国でビジネスマッチングイベントの主催などをしているなど、積極的なスタートアップ支援についてご報告いただき、 日中の架け橋となれるように活動を進めていきたいと表明いただきました。

中関村科技園区管理委員会創新処処長 梁 杰氏

Example image 2018年には18社の企業が上場するなど、輝かしい成果のご報告を皮切りに、グローバルに連携していくためにビザの問題や受け入れ体制を整備したり、世界を視野にいれて、技術躍進に取り組む姿勢について、発表いただきました。

3. 世界を牽引するAIスタートアップ2社による講演

CloudMinds 共同創業者兼総裁 張 哲氏

クラウド上の脳、「Clowd Brain」製品の活用について、5G時代にキラーアプリとなる可能性、より身近に人工知能が浸透していく社会を想像させる数々の革新的な事例をご紹介いただきました。

SenseTime 副総裁兼日本支社社長 勞 世竑氏

2014年創業当初、電気街である中関村ではじめたSenseTimeは今や、世界を代表する高度な人工知能技術の企業へと成長を果たしました。 世界をリードする人工知能のユニコーン企業としてディープラーニングの開発環境、 画像認識の技術を強みとし、様々なロボット産業への進出や、国内ではHONDAとの協業による、自動運転技術のご紹介など、益々の発展を期待させる内容を発表されました。

4. 謝辞

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参加された皆様へは、改めての感謝を申し上げるとともに、益々の両都市間の発展を祈願し、これからもイベントを開催してまいりますので、またのご参加を心よりお待ちしております。